前回空き家を解体するメリット・デメリットについてお伝えしましたが、今日は解体後に注意すべき登記のお話をします。
売却依頼の更地を調査していると、建物がないのに登記がそのまま、という物件が時々あります。
建物を解体したら、1ヶ月以内に建物滅失登記をしなければなりません。これを怠ると10万円以下の過料に処される場合があります。
また建物滅失登記をせずその所有者が無くなった場合、その後の手続きが複雑になります。
建物滅失登記はご自身でもできますが、不備な点があると手間がかかりますので、土地調査家屋士にお願いするのをおすすめします。
登記は費用や時間がかかりますが、大切な不動産をまたは自分自身を守るためです。
適正に行いましょう!
理事 三好美鈴